今日は面白い本をご紹介します。
それは『アキラとあきら』です。
池井戸潤氏が2006年から2009年にかけて連載した長編小説です。
長く書籍化されなかった『幻の長編』とも言われています。
2人の主人公『山崎瑛(やまざきあきら)と階堂彬(かいどうあきら)』。
全く境遇のちがう彼らの人生を描きながら、やがて親友となる青春小説です。
あらすじは下記の通り(ネット調べ)
零細工場の息子・山崎瑛(やまざきあきら)は「子供の頃に父親の工場が倒産した」という経験を持つ実力派銀行員。一方、大手海運会社である東海郵船の御曹司・階堂彬(かいどうあきら)は、父の後を継ぐだけの人生を拒否し、実力で一流銀行へと入行したエリート。
2人のアキラは大手都市銀行・産業中央銀行に同期入行し、同期300人の中でも特に優秀な存在として知れ渡ることになります。…ということで、池井戸潤作品だけあって物語の舞台は、やはり「銀行」!
そして物語中の時代は、バブル前後を含んだ1970年代前半~2000年代前半。物語は2人のアキラの少年時代から始まり、2人の成長や苦悩を描きつつ、約30年後の結末へと向かっていきます。
文庫の帯に大きく打ち出されているキャッチコピーは『運命を、乗り越えろ!』小説「アキラとあきら」は2人の生き様を描いた壮大な感動巨編となっています。
ちなみに、2人が入った産業中央銀行はあの半沢直樹が所属していた銀行ですね。
時間を忘れて本の世界に引き込まれいきます。
基本的に池井戸潤氏の作品はみな大好きです。
とて面白い本です。
スマイル大事!
今日も1日しあわせでありますように!